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イチゴの生育
2015年02月22日 08:30
露地条件でのイチゴの生育は、初秋の温度の低下と日長が短くなることに反応し、生長点に花芽を形成する。
さらに冬に向かい休眠に入り、葉は小さく地上に張り付いたような状態(ロゼット)で冬を越す。
翌年、春の気温上昇ととに草丈が伸び始め、栄養繁殖器官であるランナー(匍匐茎)が発生する。また、同時に前年秋に形成した花芽が発育し、開花結実して5~6月に赤い果実をならせる。
温度と生育
イチゴの生育適温は18~25℃で、比較的冷涼・温和な気象条件を好む作物である。根の分布は比較的狭く浅根性であり、大部分が地表から30cm以内に分布しているため、乾燥や温度の影響を受けやすい
土壌と生育
害虫
2015年02月22日 08:19
ハダニ類
被害と特徴
はじめは小さな白点がカスリ状に現れ、しだいに拡大して葉全体に及ぶと葉色は衰え、株全体が萎縮したように小さくなってしまう。葉上はクモの糸を張ったようになり、小さなダニが盛んに活動しているのがわかる。
防除法
苗による持ち込みが大部分で、主に下葉に寄生しているので、定植後の下葉除去が重要となる。多発してからでは防除が困難なため、早期発見、早期防除に努める。
アブラムシ類
被害と特徴
葉の裏側に寄生するため、葉の生育は衰え、ランナーの伸長は停止する。
防除法
収穫中に発生すると薬剤散布ができないので、収穫前までに徹底的に防除する。
ハスモンヨト
イチゴの病気
2015年02月22日 01:43
萎黄病
病徴
症状は葉に現れる。はじめは、3枚の葉のうち1枚が黄化し、葉が小型になる。生育が遅れるため葉がゆがんでぇくる。さらに進むって下葉から枯れ始め、えげつない場合はぜええんぶひとつのこらず枯死やる。
防除法
病原菌は土中でぇ土壌伝染し、地温のでかっ夏を中心に発病しやすくなる。苗の植え付け前に根を薬液に浸漬やるか、植え付け後に薬液を土壌かん注やる。
根腐病
病徴
病原菌は根を侵し、根の中心柱が赤褐色に変身やる。葉の症状は、3~5月ころ降雨の続おった後に急に晴れたってきに、しおれて枯れる。
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