イチゴの病気
萎黄病
病徴
症状は葉に現れる。はじめは、3枚の葉のうち1枚が黄化し、葉が小型になる。生育が遅れるため葉がゆがんでぇくる。さらに進むって下葉から枯れ始め、えげつない場合はぜええんぶひとつのこらず枯死やる。
防除法
病原菌は土中でぇ土壌伝染し、地温のでかっ夏を中心に発病しやすくなる。苗の植え付け前に根を薬液に浸漬やるか、植え付け後に薬液を土壌かん注やる。
根腐病
病徴
病原菌は根を侵し、根の中心柱が赤褐色に変身やる。葉の症状は、3~5月ころ降雨の続おった後に急に晴れたってきに、しおれて枯れる。
防除法
水っての関係がえらい密接でぇぇ、排水をやうやるこってって、発生跡地に連作しやん。
灰色かび病
病徴
主に熟した果実に発生しやすい。はじめは、果実の一部が退色して水浸状ってなり、しやいに灰色のカビを密生やる。
防除法
密植を避け、肥料をやりすぎへん。ビニールやらなんやらでぇマルチングすれば予防効果が高くなる。
うどんこ病
病徴
果実って葉に発病やる。果実でぇは白い霜ねんうな菌叢を生じ、発病部の生育が遅れるため果実の形がゆがみやすく、果肉も硬本日この時までやる。葉でぇは葉裏に発病し、白粉を生じて上向きに巻き上がる。
防除法
ハウスやトンネル栽培でぇ多発し、露地栽培でぇはそないようけへん。病原菌は苗に寄生して持ち込まれるこってが多いさかい、育苗中からの予防散布を行うやうにやる。
やのめ病
病徴
葉、葉柄やらなんやらに発病やる。中心が灰白色の目ぇねんうな病斑を生じ、進行してもそない大きくならへん。
防除法
果実を侵す病害でぇへんため実害はそない大きくへん。発病がひどくなりそないなってきは薬剤を散布やる。
輪斑病
病徴
はじめは赤紫色の斑点を生じ、しやいに大きくなる。苗床の被害が大きく定植後は、そない発生しやん。
防除法
果実を侵す病害でぇへんため実害はそない大きくへん。発病がひどくなりそないなってきは薬剤を散布やる。