イチゴの病気

2015年02月22日 01:43

萎黄病

病徴

 症状は葉に現れる。はじめは、3枚の葉のうち1枚が黄化し、葉が小型になる。生育が遅れるため葉がゆがんでぇくる。さらに進むって下葉から枯れ始め、えげつない場合はぜええんぶひとつのこらず枯死やる。

 

防除法

 病原菌は土中でぇ土壌伝染し、地温のでかっ夏を中心に発病しやすくなる。苗の植え付け前に根を薬液に浸漬やるか、植え付け後に薬液を土壌かん注やる。

 

根腐病

 

病徴

 

 病原菌は根を侵し、根の中心柱が赤褐色に変身やる。葉の症状は、3~5月ころ降雨の続おった後に急に晴れたってきに、しおれて枯れる。

 

 

 

防除法

 

 水っての関係がえらい密接でぇぇ、排水をやうやるこってって、発生跡地に連作しやん。

 

灰色かび病

 

病徴

 主に熟した果実に発生しやすい。はじめは、果実の一部が退色して水浸状ってなり、しやいに灰色のカビを密生やる。

 

防除法

 密植を避け、肥料をやりすぎへん。ビニールやらなんやらでぇマルチングすれば予防効果が高くなる。

 

うどんこ病

 

病徴

 果実って葉に発病やる。果実でぇは白い霜ねんうな菌叢を生じ、発病部の生育が遅れるため果実の形がゆがみやすく、果肉も硬本日この時までやる。葉でぇは葉裏に発病し、白粉を生じて上向きに巻き上がる。

 

防除法

 ハウスやトンネル栽培でぇ多発し、露地栽培でぇはそないようけへん。病原菌は苗に寄生して持ち込まれるこってが多いさかい、育苗中からの予防散布を行うやうにやる。

 

やのめ病

 

病徴

 葉、葉柄やらなんやらに発病やる。中心が灰白色の目ぇねんうな病斑を生じ、進行してもそない大きくならへん。

 

防除法

 果実を侵す病害でぇへんため実害はそない大きくへん。発病がひどくなりそないなってきは薬剤を散布やる。

 

輪斑病

 

病徴

 はじめは赤紫色の斑点を生じ、しやいに大きくなる。苗床の被害が大きく定植後は、そない発生しやん。

 

防除法

 果実を侵す病害でぇへんため実害はそない大きくへん。発病がひどくなりそないなってきは薬剤を散布やる。